2005年10月03日

第14回「前夜祭」

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いよいよ明日が決戦の日の土曜日の午後。桃屋にて。全員ブギ兄弟指定席机周りに着席中。
おさむ「明日だな。」
イットク「明日でんねん。」
ショータ「明日なんですか!」
ケン「明日だよ。」
マコ、ニッっと笑う。

アッコ立ち上がって「明日よ。明日。明日なのよ。」

ケン「あーーー、びっくりした。何だよ。大声で。」
アッコ「だって明日じゃない。何か忘れてる気がする。」
おさむ「なんだろう。」
イットク「なんですねん。」
ショータ「な・・・」

さえぎってアッコ「そう!。衣装。衣装よ。私たち何にも考えて無いじゃない。」
おさむ「衣装かー。全然思いつかなかったよ。」
ショータ「いんじゃないですか。男どもは。どうせむさいし。いつも通りで。」
イットク「アッコはんはめかしてくれなはれ。マコも綺麗なベベ着せたるからな。」
コクンと頷くマコ。
アッコ「そうはいかないわよ。決勝よ。TV中継もあるじゃない。一応は何か考えないと。」
ケン「えーーーー、TV中継なんかあるのかーー!」
アッコ「知らなかったのー。」
ケン「そうかそれはまー、少しは考えないといけないかも。」

・・・・・・


全員で考え中。


アッコ「考えててもしょうがない。予算は?あるの?」
ケン「無い。」
おさむ「無い。」
イットク「あらへん。」
ショータ「ありま・・・」
さえぎってケン「そうだ。アッコ。おじさんに頼んで見てくれないか。アッコの言うことならきっと聞いてくれるだろ。」

カウンターでシローおじさん、不吉な気がしてこっちをちらちら見てる。いきなりくしゃみ。
「はっくじょんんん。ちくしょー。」

きゃははと全員で笑う。
アッコ「しょうがないわねえ。駄目かもしれないけど行ってみるわ。」

アッコ、カウンターへ

「お・じ・さーーーん」
「何だ。何か気持ち悪いな。変な声出して。」
「ええとお、明日決勝でしょ。」
「ああ、知ってるよ。」
「でね。TVもあるし、みんなで衣装揃えようと思ってるんだけど。」
「おお、それはそうだ。ワシたちはみんな、最高のカッコするよ。お前たちも恥ずかしく無い格好にしなさい。」
「でもお、お金が無くて買えないの。・・・・・ちょうだい。」
「しまたー。ごっほん。色々機材とか買っちゃってねえ。無いんだよお金。うーん。」
「えー?少しでもいいからー。」
向こうの机で全員が手を合せて拝んでる。

シロー、もだえながら
「ええい、仕方が無い。ちょっと待ってな。」
と手を洗って
「フィル、ちょっと出てくるから店お願い。」
「はい、ガテンだー。」

30分経過。

ケン「おじさん、どこ行ったんだろう。」
おさむ「まさか、借金しに行ったんじゃないだろな。」

とそこに帰ってきたシロー。何やら袋も抱えて上機嫌である。

「いやー、君たちお待たせ。ほらこれ、これ使いなさい。」
と一万円を。
ケン「えーー?これどうしたんですか。」
シロー「えへん。これはな。これよ。」と指を弾く仕草。
イットク「わ。まさかパチンコ!」
鼻の下掻きながら「へへ。まあな。」
おさむ「おじさん、凄い。30分で一万円・・・・とチョコレート。これで食べられますね。」
アッコ「ねえねえ、30分で一万円ならもう一回行ったら2万円になるじゃない。おじさん、さあさあ、行ってきて。ねえ。」
「いや。そうはいかないんだこれが。引き際ってものがあってね。これが一杯一杯。まあこれで勘弁しておくれ。」
ケン「いいよアッコ。おじさん、いつもありがとう。助かります。」
全員でペコリペコリ。
「いやー、これぽっちで感謝されても恐縮しちゃうんだけど。ははは。」

ケン「さあ、この一万円でどうするか。」
おさむ「一万円だからなあ。」
イットク「6人で一万円でっせ。」
ショータ「いちま・・・」
さえぎってアッコ
「そうよ。こうゆう時はパンク姉さんよ。」
全員「パンク姉さん?」
アッコ「さあ、出かけましょう。時間無いわ。」



アッコに引っ張られるように全員、近所の雑居ファッションビル、オデオに突入。
1階のとある店に向かって一直線です。
「さー、ここここ。  すみませーん。パンク姉さんいますか。」
「あ、パンクちゃん?今ちょっと使いに出てるけどすぐ戻るわよ。」
「はい。じゃちょっと見てていいですか。」
「もちろん。どーぞどーぞ。」

ここはセント・ジュリアンとゆう古着、キャラクターもん、などなどごちゃごちゃ置いてますお店。
どうやらアッコは常連らしい。

おさむ「何しろ1万円だからなあ。一人当たり1500円だろ。一体何が買えるんだ。」
ケン「え?1500円ってお前。1,2,3、6でかけたら9000円じゃんか。残りの1000円は
どーすんだ。」
おさむ「それは、まー、あれよ。打ち上げ用缶ビール代。」
イットク「ぎゃはは。そりゃ最高。自分、それのりましたわ。」
アッコ「ばーか。そんなことばっか言ってないで少しは真面目に探したら。」
ショータ「はいっ。ボク探してました。先輩、これなんかどうでしょうか?」
ケン「ん?何それ。何だスマイル・バッジじゃんか。」
ショータ「はいみんなでスマイルつけましょー。今70’sだし。著作権ふりーだし。」
おさむ「やだよ俺〜。」
ケン「うーん、俺もやだなあ。」
ショータ「えー、アッコさんは?」
アッコ「うーん、私もやだなあ。」
ショータ「げ、せっかく見つけたのに。安いから俺自分で買ってつけちゃおうかなあ。」
ケン「ええい。もう勝手にしなさい。」
ショータ「はーい。」
と両手にどっさり持ってレジに直行してます。
ケン「おいおい。あいつ。あんなに一杯どこにつけるんだ。」
おさむ「本番で楽しみがまた増えました。はははは。」

などと馬鹿言ってますと

「あ、アッコちゃん、久し振り。今日は何?」
とパンク姉さん、帰って来ました。
「あ、こんにちわ。実は明日決勝なんです。」
パンク姉さん(オカダ川井演ずるスージー・すー)「あ、そうだったわね。頑張ってね明日。」
「はい。ありがとう。それでですね。問題が明日の衣装でして。みんなで着て何か良いのが無いかと
思って。」
「そうなの。で、予算は?」
「それがみんなで一万円なんです。」
「いちまんえんー?6人で。こりゃ難題だわ。」
「何かありますかねえ。」
「うーん、そうなるとTシャツなんかどうかな。安いし。」
「Tシャツですか?どんなのありますか?マコちゃんのサイズもあるかなあ。」
「あ、この子が話題の少女ドラマーね。はじめまして。」
微笑んでコクンとお辞儀するマコ。
「まー、かわいい。昔の私みたい。今、ぴったしの探してあげますからねー。」
と奥へ行ってごそごそやってます。

「あー、ごめんー。今6着揃ってるのとなるとこれしかないの。いいかなあ。」

ケン「わ、シューマイくんだ。」
おさむ「うお、シューマイくん。」
イットク「これがシューマイくんでっか。」
ショータ「おおお、シュ」
さえぎってアッコ「わー、かわいい!。最高ですこれ。これでお願いします。」

小声でケン、おさむに向かって「おいおい、どうゆうセンスしてんだアッコ。これ、シューマイ弁当
のキャラのシューマイくんだろ。こんなんでいーのかなあ。」

アッコ「え、何か言った。かわいいじゃない。みんなで着ましょう。横浜代表だし。」
全員「は〜〜〜〜〜い。」

パンク姉さん「ほんとにこれでいいの?ごめんね、みんな。うーん、じゃバンダナ一つづつ付けちゃ
おう。」
アッコ「え!ほんとですか。みんなバンダナだって。Tシャツにクビにバンダナ。これでちょっとし
たものだわ。」
パンク姉さん「下はどうするの?」
アッコ「もうお金も無いし。みんなGパンの一つくらい持ってるでしょ。うん。それにしましょう。」
姉さん「そうね。それならきっと似合うわ。じゃちょっと待ってね。」

ガサガサガサ。

姉さん「はい。お買い上げサンキュー!」
アッコ「はい、じゃ一万円。」
姉さん「明日、頑張ってねー。後で行くからねー。あ、いけね。」
アッコ「あとで?   ありがとうございます。じゃあまた。」

衣装もバッチリ揃った兄弟たち。そう言えば決めなきゃいけないことあるなあと思いながら店に飛ん
で帰ります。どどど。


買い物すんで日が暮れて、あ、日はまだ暮れてないや、4時ごろですまだ、桃屋に帰ってまいりました兄弟たち。

イットク「あ、なんや。店の前にフィルはんが立ってまっせ。」
ショータ「しかも仁王立ちで。」

フィル「あ、みなはん、帰ってキタネ。あ、入っちゃダメヨ。マスタが用があるから誰も入っちゃダメだって。帰った帰った。」
ケン「帰った帰ったって。もう。今帰って来たんだけど。どこへ帰るんだよ。って俺も訳わかんなくなっちゃた。」
フィル「6時になったらまた来なさい。そう言ってたね。マスタ。時間厳守だそうです。」
おさむ「なんだろな。まあ、しょうがない。みんなたまにはうちにでも来るか?」
ケン「そうだな。中途半端な時間だし。行くか。じゃフィル、6時にまた来るから。伝えといてね。」
フィル「ご苦労おかけしやんす。また来い。」

とゆうことで全員、おさむの家に向かいます。
おさむ「ただいまー。ってまた出かけるんだけど。」
マナミ姉ちゃん「あら、みんな。珍しい。」
トクエ親父「おう、来たか。あれ今日はあそこで・・・」
マナミ「あ、父ちゃんそれ言っちゃいけないんじゃないの。」
「あ、そうかそうか。」
おさむ「なんだかなあ。ちょっと2階で。いいよね。」
マナミ「いいよ別に。お前の部屋なんだから。でも汚いんじゃないの。」
おさむ「馬鹿言え。綺麗好きだけが俺の取り得だい。・・・・ちょっと待ってくれみんな。」

どすどすどす
階段駆け上がるおさむ。
どったんばたん、がちゃこん、どだだだ、どすん、ばたーん。

どどどどどどどど。
「はあはあ。いいよ上がっても。」
マナミ「ほらね。」
ケン「ははは。失礼します。」
全員「失礼しまーす。」

ケン「お、綺麗じゃんか。」
おさむ「まあな。」
ショータ「へへへ。きっとここに秘密有り。」
とフスマに手をかける。
ボカっ。
すかさずおさむタックル。
「ははは。そうゆうことはしない。追い出すぞ。」
「ひえ。もうしません。許してーー。」
「まあ。許そう。諸君テキトーに座りたまえ。」
ケン「たまえですかい。」
全員で爆笑。

ケン「思えばこの部屋から始まったんだよなあ。」
おさむ「そうだな。それがまあこんなことになっちゃって。」

アッコ「あ、そう言えばそもそもの成り行き聞いてなかったっけ。」
ショータ「そうですそうです。何でバンドやろうと思ったんすか。」
ケン「言ってなかったっけ?。ええとこいつと再会したのはそもそもロッド・スチュワートのコンサートなんです。」
おさむ「なんですってあらたまみちよ。そうそうライブの後で武道館のトイレで偶然会ったのです。」
ショータ「臭い仲でんなあ。」
ばこっ。
ケン「それでその時こっそり録音したテープを一緒に聴こうってことでここで有って。」
おさむ「聴いてるうちに盛り上がって、この生ギター取出して・・・」
ケン「ホット・レッグスをやりだした訳さ。」
アッコ「へえ。面白い。やってみて。ほら。」
ケン「えー、やるのか。何か恥ずかしいな。ではホットレッグス。オリジナルバージョンで行きます。」

♪フザノッキンオマドー、ガタビアカタトゥフォー
♪イズイットユーアゲン、カミランフォモア

みんなも歌声に参加してしまった。

♪ウェユキャラッミーツナイフユウォン
バットインザもーにんメイクシェユゴーン
アイトーキントゥユ

絶叫!!

ホットレーッグス!ウェリンミアウー!
ホットレーグス!ユキャンすクリーミンシャウ
ホットレーグス!アーユースティルインスクール。

「おーーーーい!」
下から声が

ケン「ぐげ」

「おーーーい。何やってんだ。ラーメン出来たぞ。降りてきて食べなさい。」

おさむ「あー何だ。びっくりしたなもう。」

ケンとおさむ以外、みんななんだかわからないけど爆笑。
ケン「さあ、食べにいこうぜ。」



「あー美味かったー。」とケンちゃん。
「げふー」
アッコ「誰、今の?」
おさむ「そりゃもうそうゆうのはショータだな。」
ショータ「ま、まさかっ!    僕です。」
アッコ「お下劣ねえ。女の子にもてないよ。」
ショータ「いいんです。僕の恋人は今、・・・今、あ、ベース、店に置いてきちゃった。」
ケン「確かに。だっこするみたいに弾いてるからなあ。」
一同爆笑。

ケン「ところで今何時だろ。」
おさむ「まだ1時間くらいあるなあ。」
アッコ「じゃあ、いつもご馳走になってることだし。お店何か手伝おうよ。」
おさむ「えっ!冗談!いいよいいよ。」
親父「何がいいよいいよだ。いい心がけじゃないか。お前もたまにはそうゆうことを・・・・」
おさむ「わ、わかった、わかった。諸君、ケンとショータは皿洗い、残りは店の掃除でもしたまえ。」
親父「何だそりゃ。お前は何するんだ。」
おさむ「俺はそのいつもしてるから・・・監督よ。」
一同オーノー。手を広げてオーノー。
親父「馬鹿ゆうな。お前もここ。」
おさむ「あ、皿洗いね。はいはい。わかりました。」

40分経過。

おさむ「よーし、まあこのくらいで勘弁してやろうか。」
親父「わはは。君たちもういいよ。皿も綺麗になったし、店も綺麗になった。ごくろうさま。」
ケン「さてと、じゃ行くか。」

そこへ出前から帰ってきたマナミ姉ちゃんが店の中に。
「あら、外がやけに綺麗だと思ったら中もこんなに。  あ、そうお前たちがやったの。へえ珍しいことを。明日、優勝しちゃうんじゃないの。」
と一挙に。
おさむ「はいはい。もちろん優勝しまっせ。では諸君、行きましょか。」
親父「あ、すぐ店閉めていくから。」
マナミ「あ、父ちゃん、それは。しー。」
おさむ「何で親父が来るんだ?」
親父「あーははは。何でも無い。早く行きな。ほいほい。」
おさむ「何も追い立てなくたって行くよう。」

全員、桃屋に向かいます。
ケン「ちょうど6時2分前か。いいだろうな。行こう。」
と入口ドアを開けて中に。

中に入ると何故か既に沢山の人また人。
一瞬空気が凍って・・・・

1,2,3,4
♪ゴ・セイブザ・クイーン
♪馬鹿者だー
♪ゴ・セイ・ザ・クイーン
♪ぽこぺんぺん

物凄い爆音でパンク・ロックが始まった。
兄弟達はびっくりして入口閉めたとたんそこで立ちすくんでます。
おさむがケンに「こりゃいったいなんだーー。」と耳に口つけて。
「わかんねー。」とケンも同様に。
「歌ってるのはありゃ・・・・」とおさむ
「パンク姉さんだー!!」

♪ごーーーーーせーーーざ
♪ごーーーーーせーーーーざ
♪ごーーーーーせーーーーざ・くいーん。くいういーーーん。くううううういーーーん

♪デストローーイ。
どかん。

パンク姉さん「やー君達!お帰り。明日は頑張れよー。今のが私たちみんなの応援歌だ。」

ケン「デストローイって。ははは。凄い応援歌だなあ。」

壇上に続けて立ったのは・・・

ショータ「わ、校長!。何でまた。」

ショータの学校の校長チエゾウ「わはは、驚いてるな森川君。私は校長じゃ無いぞ。ただの君たちのファンだ。さあ、シロー君、彼らにそのジュース、あコーラか。何でもええわい。早く渡して・・・君たちの明日を応援するため皆集まったんだ。感謝しろよ。よしよしコーラ持ったな。はい。理事長、お願いします。」
ショータの学校の理事長りゅうち衆「あー君達。」
ショータ「わ、理事長まで」
「あー君達。不肖わたくしが乾杯の音頭をとらせていただきます。よこはまー、えと何だったかね、あ、よこはまーフギーブラザースの健闘を祈りまして、・・・・・

乾杯!

かんぱあい!かんぱああい!頑張れよ!がんあばれい!

チエゾウ「明日優勝したらたっぷり祝賀会やるからな。今日は簡単に食事だけだ。さあゆっくり食べて早く帰ってゆっくり寝て、明日に備えなさい。」

ブラザースの面々、あまりに感激して言葉が出ません。
廻りを見れば
ジャックさん、ヤマモトさん、オサムさん、アキラさん、みんな微笑んでます。
植木さん、キシダさん、ハナさん、イカリヤさんも
そしてナリタ刑事とイシバシ刑事まで

振り返るとシローおじさんがうなずいてます。
いつもの席に座って

「いただきまーす。」

全員で食べ始めました。
「よっしゃあ俺も喰うぞう」って声はアキラさん。

その時、店のドアが開いて
「おおお、間に合ったか。ぱぱぱパンコ・ロックてのに」
と飛び込んで来たのはおさむの父ちゃんです。
「何だ。さっき言ってたのこれのことだったんだ。」っておさむ。
「あら、終わっちゃったのね。でも食事には間に合ったみたいだから良かったわ。はいはい。いただきまーす」と急いで食べだしたのはマナミ姉ちゃん。
「あら美味しいわこのエビフライ。ばくばく。このお肉もいい味ねえ。」
親父「こら。年頃の娘がそんなにがっついて恥ずかしい。」
姉ちゃん「あら、いいじゃない今日は無礼講でしょ。美味しいわあ。ばくばく。あ、う、お、ぐげ、ご」
といきなり目を色黒させて虚空をつかみ出し「わ、どうした姉ちゃん。」
「水、つまた、水」
アッコが慌てて「はい、これ。これで。」
マナミ、一挙にごくごく。「あー助かったーーー。はいいけどこれビールじゃない。はい。おかわり。持ってきてー。」

店中それ見て爆笑。

ケン、植木さんを見つけて「あ、植木さん。明日のことなんですけど・・・」
「明日?ああ、わかってるって。この前の進行通りやるんだろ。まかしとけって。
「それよりもう一人明日助っ人加わるぞ。おーい。タニ君。」
「タニさん?」
呼ばれてトイレから出て来たのは
おさむ「あ、あの時のタクシーの・・・」
アッコ「運転手さんだ。」
ケン「そう言えば昔、ミュジシャンだったって・・・」

タニ「ははは。この前仕事が終わって来て見たら植木さんたちが演ってたから。びっくりしたよ。」
植木「タニ君は昔の僕らのバンドのメンバーだったんだ。」
ケン「そうだったんですか。で、楽器は?」
タニ「これさ。」
後ろ手から取り出したのは長ーーーいラッパ。
タニ「トロンボーン!」
♪ぽぱぱぱぱぽぱああ

ケン「わ、凄い。でも明日いきなしで大丈夫ですか?ご迷惑なんじゃ。」
植木「なーに、大丈夫大丈夫。昔はいつも楽譜初見でやったもんだ。そのへんは抜かりないよ。」

ケン「じゃみんな!

「よろしくお願いしまーす。」

最強の助っ人を得た横浜ブギ・ブラザース。明日の準備はもう万全です。


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posted by 山 at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 第14回「前夜祭」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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